第2回日本胎児治療研究会


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ご挨拶
 
第2回日本胎児治療研究会
会長 千葉 喜英
 
 第2回日本胎児治療研究会を開催するにあたり、ご挨拶申し上げます。
 わが国で、本格的な胎児治療が実施されてから、すでに20年の歳月が経過しました。その間、様々な病的胎児に対し、様々な治療法が提案されています。
 日本産科婦人科学会、周産期委員会でも、全国主要施設を対象に胎児治療登録を実施し、主たる胎児治療の動向を調査し、発表しています。
 その登録結果の分析から、胎児治療を巡る諸問題をより広範に集中して論議する必要性が浮上してきました。
 一つは、胎児治療の効果の科学的検証がなされる必要があります。
 また、一つには胎児治療が社会的に、また医療経済的に認知される必要があります。
 これらの活動を行うためには、産婦人科医、小児科医、新生児科医、小児外科医、小児循環器科医、小児泌尿器科医、口腔外科医、助産師、看護師、超音波検査技師など関連する分野の人々がジャンルを越えて議論する必要があります。
 平成15年11月15日、第一回胎児治療研究会を九州大学産婦人科教授 中野仁雄会長のもとに開催し、113名が参集し熱烈な論議がおこなわれました。
 この議論を継続的に実施するべく第二回の研究会もぜひ成功させたいと存じております。
 最後になりましたが、本研究会の企画、運営、開催にご尽力頂いております皆様方には深く感謝いたしております。
謹白
 
2004年9月吉日