開催のご挨拶

 

 

日本胎児治療学会会長 
川滝元良

神奈川県立こども医療センター新生児科

本学会も今回で6回目をむかえました。これまでの開催場所と会長
の診療科は、福岡(産科)、大阪(産科)、東京(産科)、浜松(麻酔科)、
大阪(外科)でした。そして今年は横浜で私、新生児科が担当させてい
ただきます。

今回のシンポジウムのテーマは【胎児診断治療を受ける家族のサポ
ート】としました。胎児診断治療には医師だけでなく看護師、助産師
ケースワーカーの果たす役割は非常に重要です。これまでの本研究会
で十分な議論を尽くせていないこの分野にスポットを当ててみたいと
思います。また、胎児診断を過去に受けられた家族をシンポジストに
お招きし、生の声を聞かせていただくことにしました。このような試
みは過去に例の無いものであり、今回のシンポジウムが成功するかど
うか心配ですが、看護師、助産師、ケースワーカーのかたがたにも積
極的に議論に参加していただいて成功させたいと思います。

また、最近の胎児治療の進歩をホットトピックスとしてとりあげ、
第一人者に講演していただくことにしました。将来を担う若手医師に
数多く参加していただきたいと考えています。

最後に会長講演として先天性心疾患の遠隔診断を取り上げました。
今後胎児治療の裾野を広げるためには、胎児スクリーニング体制を構
築することが大切と考えます。将来の胎児スクリーニングのあり方を
提案したいと思います。

胎児診断治療には多くの診療科、職種がかかわっています。本学会
ではぜひとも活発で幅の広い議論を期待したいと思います。

平成2071